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ツルバギア・フラグランス

ツルバギア・フラグランスはユリ科ツルバギア属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。
原産地は南アフリカである。
英名をスイートガーリック(sweet garlic)という。
葉を傷つけるとニンニクの香りがする。
草丈は20~60センチくらいである。
根際から生える葉はやや肉厚な線形である。
開花時期は10~5月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し15~20輪くらいの花をつける。
花には甘い香りがある。
花径は2センチくらいで、花の色は淡い紅紫色である。
花被片は6枚である。
花被片の内側には肉質の鱗片からできた副花冠がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tulbaghia は18世紀のオランダの喜望峰総督「ツルバグ(R. Tulbagh)さん」の名からきている。
種小名の fragrans は「芳しい香りのする」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Tulbaghia fragrans


★小さくも甘い香りを寄せ集め
 フラグランスは彫り深き花

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# by ryudesuyo4 | 2012-05-27 14:22 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)
星咲き雪の下(ホシザキユキノシタ)

星咲き雪の下(ホシザキユキノシタ)はユキノシタ科ユキノシタ属の多年草である。
分類上は、雪の下(ユキノシタ)の品種の1つとされている。
筑波山の固有種で、つくば市の「市の花」に指定されている。
草丈は20~50センチくらいである。
根際から生える葉は円心形である。
雪の下(ユキノシタ)と同様に斑が入るが、数は少ない。
開花時期は5~6月である。
雪の下(ユキノシタ)の花は花弁が5枚、雄しべが10本だが、本種の場合は花弁が雄しべ化をし、放射状の雄しべだけが目立つ。
これを「星咲き」と呼んだのが名の由来である。
花の形には変異があり、花弁のまったくないものや、上の3枚の花弁のあるもの、下の2枚の花弁の目立つものなどがあるという。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Saxifraga はラテン語の「saxum(石)+frangere(砕く)」からきている。この属のある植物が尿の結石を溶かす作用があると考えられたことから名づけられた。
種小名の stolonifera は「匍匐茎のある」という意味である。
品種名の aptera は「翼のない」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Saxifraga stolonifera f. aptera


★星咲きと名をつけられた雪の下
 ひっそりと咲く筑波の山に

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# by ryudesuyo4 | 2012-05-26 12:39 | ユキノシタ科 | Trackback | Comments(0)
烏来躑躅(ウライツツジ)

烏来躑躅(ウライツツジ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
原産地は台湾北部の烏来である。
分類上は毛蕊躑躅(ケシベツツジ)の変種である。
樹高は1~3メートルである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は紙質である。
葉の表面には艶があり、両面に褐色の毛が生える。
開花時期は3~5月である。
淡い紅紫色の小輪を咲かせる。
花冠は5つに裂け、雄しべは10本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の lasiostylum は「毛深い花柱の」という意味である。
変種名の kanehirai は植物学者「金平亮三さんの」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron lasiostylum var. kanehirai


★謎多い躑躅の由来突き止めて
 ほっと一息にんまり笑顔

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# by ryudesuyo4 | 2012-05-25 13:26 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)
高隈三葉躑躅(タカクマミツバツツジ)

高隈三葉躑躅(タカクマミツバツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
鹿児島県大隈半島の高隈山系の固有種で、標高900メートル以上の山地に生える。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
樹高は1~4メートルくらいである。
葉は菱形状で、枝先に3枚が輪生する。
開花時期は5~6月である。
葉が完全に展開した若葉の季節に花を咲かせる。
枝先に普通は1つつく花の色は淡い紅紫色である。
花冠の先は深く5つに裂けて横に開くが、本種は裂片が細い。
雄しべが10本なのも特徴である。
雌しべの子房には腺毛が生えて粘る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
本種は日向三葉躑躅(ヒュウガミツバツツジ)から分化したものと考えられている。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の viscistylum は「花柱に粘り気のある」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron viscistylum


★南国と言えど棲家は山の上
 山肌染めるピンクの色に

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# by ryudesuyo4 | 2012-05-24 15:13 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)
小豆島連翹(ショウドシマレンギョウ)

小豆島連翹(ショウドシマレンギョウ)はモクセイ科レンギョウ属の落葉低木である。
香川県の小豆島の固有種で、石灰岩地帯の崖などに生える。
レンギョウ属では、よく知られる連翹(レンギョウ)も朝鮮連翹(チョウセンレンギョウ)や支那連翹(シナレンギョウ)と同様に渡来種である。
日本固有のものは本種と岡山県に分布する大和連翹(ヤマトレンギョウ)の2つである。
分布域が限られており、絶滅の惧れがある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はほとんどない。
開花時期は4~5月である。
雌雄異株である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花は筒状で、4つに深く裂ける。
花の色は黄色で、少し緑色を帯びている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
近縁種の大和連翹(ヤマトレンギョウ)は葉の縁に鋸歯があることや、葉の展開に先立って花を咲かせることなどで本種と区別される。
属名の Forsythia はイギリスの園芸家「フォーサイス(W. A. Forsyth)さん」の名からきている。
種小名の togashii は植物研究家「富樫誠さんの」という意味である。
写真は5月に神戸市の六甲高山植物園の野草展で撮った。
学名:Forsythia togashii


★瀬戸内の島であれども小豆島
 高き山並み草木を支え

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# by ryudesuyo4 | 2012-05-22 14:17 | モクセイ科 | Trackback | Comments(0)
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