ヒューケラ・アルペストリスはユキノシタ科ツボサンゴ属の多年草である。
属名の読み方は「ヘウケラ」とするものもある。
壺珊瑚(ツボサンゴ)に近い仲間である。
原産地は北アメリカである。
カナダのブリティッシュコロンビア州と合衆国のカリフォルニア州に分布し、標高1500メートルから3800メートルの日陰の岩場に生える。
種小名の alpestris には「亜高山の」という意味がある。
英名はサンベーナディーノ・アラムルート(San Bernardino Alumroot)である。
サンベーナディーノはカリフォルニア州南部にある地名及び山の名、アラムルートはツボサンゴの仲間のことである。
草丈は10センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い卵形で、鳥足状に深く5つに裂ける。
開花時期は5月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤い小さな花をたくさんつける。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Heuchera alpestris
★ネットでは花の写真は一枚も
載ってなかっためずらしい花
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