連玉(レダマ)はマメ科レダマ属の常緑低木である。
1属1種である。
原産地は地中海沿岸地方である。
英名はスパニッシュブルーム(Spanish broom)である。
ブルームは金雀児(エニシダ)のことである。
日本へは江戸時代の初期に渡来した。
和名の由来は、「Retama」という別の植物と誤認したことによるという。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から6月くらいである。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、黒く熟する。
草連玉(クサレダマ)の名の由来となった植物である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Spartium junceum
★連玉の名幾度も聞いていたけれど
花を見るのはこれが初めて
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