ハベナリア・メデューサはラン科ミズトンボ属(ハベナリア属)の多年草である。
タイ、ラオス、カンボジア、インドネシアに分布し、岩上に生える着生種である。
草丈は20~30センチである。
葉は披針形である。
開花時期は夏から秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径4センチから5センチの白い花をつける。
花弁は細かく切れ込んでいる。
花弁の揺らめきで昆虫を誘っているのではないかという。
種小名のメデューサは、ギリシャ神話に登場する髪の毛が蛇になった女性のことである。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Habenaria medusa
★切れ込んだ花弁がとても美しく
立ち止まり見る神秘の姿
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