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河原野菊(カワラノギク)

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河原野菊(カワラノギク)はキク科シオン属の多年草である。
関東地方の栃木県、東京都、神奈川県に分布する。
多摩川、相模川など限られた一部の河川にのみ生息する。
砂礫質の河原を好むが、河川改修の影響で激減している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は30センチから80センチくらいである。
茎につく葉は線形で、長さ6、7センチである。
根際から生える葉は、開花時には枯れる。
開花時期は10月から11月である。
花径3センチから4センチの頭花で、舌状花は淡い紫色を帯びる。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Aster kantoensis

★じっくりと守り育てる人がいて
 河原野菊は命をつなぎ
河原野菊(カワラノギク)_e0126318_87763.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
by ryudesuyo4 | 2010-11-14 08:07 | キク科
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