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ボイキニア・オクキデンタリス

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ボイキニア・オクキデンタリスはユキノシタ科アラシグサ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
ブリティッシュコロンビア州からカリフォルニア州にかけて西海岸に分布し、高山の湿った岩場に生える。
北大植物園ではサンタルーシー・ボイキニア(SantaLucia Boykinia)の名称を用いている。
一般名は coastal brookfoam である。
日本に分布する暴風草(アラシグサ)の近縁種である。
草丈は30~50センチである。
根際から生える葉は手のひら状に裂ける。
開花時期は5~7月である。
茎先にあまり目立たない白い花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Boykinia はアメリカの植物学者「ボイキン(S. Boykin)さん」の名からきている。
種小名の occidentalis は「西方の」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Boykinia occidentalis

★ひっそりと湿った岩の上に咲く
 花は目立たぬ白花だけど
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植物図鑑
花図鑑




by ryudesuyo4 | 2011-06-14 10:29 | ユキノシタ科
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