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高嶺菫(タカネスミレ)

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高嶺菫(タカネスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高山の砂礫地に生える。
海外では、朝鮮半島、カムチャツカ半島、チベットなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は5~10センチくらいである。
葉は心形で艶があり、葉脈がはっきりしている。
開花時期は7~8月である。
花の色は黄色く、唇形である。
唇弁には紫色の筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はギリシャ神話に登場する女性イーオー(Io)に由来する。雌牛に変身させられ、スミレを常食にした。
種小名の crassa は「多肉質の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Viola crassa


★登るには少しきびしい山に咲く
 高嶺菫を間近に見つめ
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植物図鑑
花図鑑







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by ryudesuyo4 | 2011-08-12 18:10 | スミレ科
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