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蝦夷唐飛簾(エゾトウヒレン)

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蝦夷唐飛簾(エゾトウヒレン)はキク科トウヒレン属の多年草である。
北海道に分布し、海岸などに生える。
海外では、サハリンにも分布する。
分類上は長葉北薊(ナガバキタアザミ)の変種とされている。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は分厚く、艶がある。
開花時期は6~8月である。
茎先に紅紫色の小さな花(頭花)をたくさんつける。
花冠も総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)も細長い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Saussurea はスイスの科学者「ソシュール(H. B. de Saussure)さん」の名からきている。
種小名の riederii は採集者「リーデル(Rieder)さんの」という意味である。
亜種名の yezoensis は「北海道の」という意味である。
変種名の elongata は「引き延ばされた」という意味である。
写真は8月に積丹半島の神威岬で撮った。
学名:Saussurea riederii subsp. yezoensis var. elongata


★神の住む岬に謎を秘めて咲く
 蝦夷唐飛簾姿優しく
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植物図鑑
花図鑑







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by ryudesuyo4 | 2011-09-03 17:55 | キク科
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