ザウシュネリア・カリフォルニカはアカバナ科ザウシュネリア属の多年草である。
アメリカのカリフォルニア州に分布し、標高1200メートルまでの崖や礫地に生える。
英名はカリフォルニア・フクシア(California fuchsia)である。
ハチドリ(ハミングバード)をひきつける花として知られる。
草丈は30センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には細かな毛が生える。
開花時期は8~11月くらいである。
長さ4センチくらいの筒状をした朱色の花をつける。
花の色にはピンクや白のものもある。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Zauschneria はプラハの植物学者の「ザウシュネル( J. B. J. Zauschner)さん」の名からきている。
種小名の californica は「カリフォルニア州の」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Zauschneria californica
★ハチドリが喜ぶという赤い花
蜜吸う姿想像しつつ
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