セントポーリア・マグンゲンシス・ミニマはイワタバコ科アフリカスミレ属(セントポーリア属)の多年草である。
原産地はアフリカのタンザニアである。
ウサンバラ山地の東部に分布し、熱帯雨林の岩上や樹幹などに着生する。
同じ地域に生えるセントポーリア・マグンゲンシスの変種である。
草丈は10センチくらいである。
葉は卵円形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は短い毛に被われている。
開花時期は周年である。
花の色は青紫色で、花冠の真ん中は濃い紫色をしている。
2つに裂けた上唇と3つに裂けた下唇からなる合弁花である。
筒部は短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Saintpaulia はこの植物の発見者であるドイツの「セントポール男爵(Walter von Saint-Paul)」の名からきている。
種小名の magungensis は「(地名)マグンガ(Magunga)の」という意味である。
変種名の minima は「最も小さい」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Saintpaulia magungensis var. minima
★おやこれはフルネームだよ驚いた
いろいろあるなセントポーリア
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