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カメリア・ドルピヘラ

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カメリア・ドルピヘラはツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国南部やベトナムである。
和名は油椿(アブラツバキ)という。
ただし、この名前は油茶(ユチャ)にも用いられる。
分類上は油茶(ユチャ)の一系統と考えられているという。
日本へは1970年にアメリカから渡来した。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は暗い緑色をしている。
開花時期は12~2月くらいである。
花の色は白く、花弁は6~7枚である。
花弁は細長く、先は立ち上がる。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の drupifera は「核果のある」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia drupifera


★謎多き椿の花は葉の陰で
 微笑むように花を開いて
カメリア・ドルピヘラ_e0126318_9463830.jpg

植物図鑑
花図鑑







by ryudesuyo4 | 2011-11-18 09:50 | ツバキ科
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