バクシニウム・ホワイテアヌムはツツジ科スノキ属の常緑小低木である。
原産地は南太平洋のバヌアツ共和国で、高山に生える。
樹高は20~30センチである。
葉は小さな卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚い革質で、艶がある。
開花時期は冬である。
花は1センチに満たない赤い壺形で、下向きに咲く。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の whiteanum は「ホワイト(White)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Vaccinium whiteanum
★赤い鈴どんな音色が響くかな
太平洋の島の頂
植物図鑑
花図鑑
|
|