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牧野羊歯(マキノシダ)

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牧野羊歯(マキノシダ)はチャセンシダ科チャセンシダ属の常緑多年草である。
沖縄の石垣島に分布し、山地の川沿いの岩上に稀に生えるシダ植物である。
海外では、台湾、中国、インドシナ半島などにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は15~40センチくらいである。
根茎は短く、葉は束になって生える(束生)。
葉は奇数羽状複葉である。
先に1枚の頂羽片(シダ植物では小葉にあたるものをこう呼ぶ)がつき、2~5対の側羽片がつく。
羽片(シダ植物では小葉にあたるものをこう呼ぶ)の長さは10~15センチくらいである。
胞子嚢群は線形である。
属名の Asplenium はギリシャ語の「splen(脾臓)」からきている。この属の1種が脾臓の病を癒すと考えられたことから名づけられた。
種小名の loriceum は「紐状の」という意味である。
写真は11月につくば植物園の絶滅危惧植物展で撮った。
学名:Asplenium loriceum


★生えるのは石垣島だよ牧野羊歯
 水辺が好きな羊歯の仲間さ
牧野羊歯(マキノシダ)_e0126318_1448948.jpg

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by ryudesuyo4 | 2012-01-23 14:50 | チャセンシダ科
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