バオバブの木(バオバブノキ)はパンヤ科バオバブノキ属(アダンソニア属)の落葉高木である。
原産地は熱帯アフリカ、マダガスカル島である。
サンテグジュペリの「星の王子さま」に登場することで知られている。
実際にはこの属には数種のものがあり、バオバブの木(バオバブノキ)はその総称である。
ザーバオバブ(Adansonia za)はその中の1種である。
本種はマダガスカル島の北部から南部にかけて分布する。
樹高は20メートルくらいになる。
幹は肥大して円筒状の特殊な樹形となる。
貯水して乾燥に耐える役割を果たしているのである。
ただし、日本ではこのような樹形には育たない。
葉は手のひら状の複葉である。
小葉は長い楕円形で、5~7枚で1枚の葉が構成される。
自生地での開花時期11~2月である。
オレンジ色の花が咲く。
若葉や花、実、種子は食用になる。
属名の Adansonia はデギタタ種(Adansonia digitata)を発見したフランス人の植物学者「アダンソン(M. Adanson)」の名からきている。
種小名の za はマダガスカルでの現地語からきている。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Adansonia za
★バオバブと思えぬような姿だが
これがそうかと木肌に触れて
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