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蝦夷雛の臼壺(エゾヒナノウスツボ)

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蝦夷雛の臼壺(エゾヒナノウスツボ)はゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の多年草である。
北海道と本州の青森県から石川県にかけての日本海側及び青森県から岩手県にかけての太平洋側に分布し、海岸の岩礫地に生える。
海外では、サハリンにも分布する。
草丈は90~150センチくらいである。
茎の断面は四角形で、太くて軟らかい。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、翼のある柄がある。
開花時期は6~7月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い黄緑色の目立たない花をつける。
花冠は膨らんだ壺状で、先は唇形になる。
上の唇が紫褐色を帯びる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
関東地方から西には近縁種の雛の臼壺(ヒナノウスツボ)が分布する。
種小名の Scrophularia はラテン語の「scrophula(頸部リンパ節結核)」からきている。この属の1種の塊根がこの病気に効くことから名づけられた。
種小名の grayana は北アメリカの植物分類学者「グレイ(A. Gray)さんの」という意味である。ペリーたちの持ち帰った標本に基づき新しい植物をたくさん発表した。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Scrophularia grayana


★目立たない花だけれどもよく見れば
 壺の形は味わい深く
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植物図鑑
花図鑑


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by ryudesuyo4 | 2012-06-14 16:17 | ゴマノハグサ科
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