カテゴリ:ハマウツボ科( 1 )

浜靫(ハマウツボ)

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浜靫(ハマウツボ)はハマウツボ科ハマウツボ属の一年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、海岸や河原の砂地に生える。
葉緑素をもたない寄生植物で、ヨモギ属の植物、特に河原蓬(カワラヨモギ)の根に寄生する。
海外では、朝鮮半島、中国、シベリア、ヨーロッパ東部などにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、新たに「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録された。
草丈は10~20センチくらいである。
茎は黄褐色で太く、直立する。
葉は鱗茎状で茎に疎らにつく。
全体に軟毛が生えている。
開花時期は5~7月である。
茎の上部に淡い紫色をした花を密につける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
花には柄はなく、長さが2センチくらいの筒形で、先は唇状に2つに裂ける。
和名の由来は、花穂の形を靫(矢を携帯するための器)に見立て、浜に咲くことからきている。
属名の Orobanche は、ギリシャ語の「orobos(マメの1種)+anchein(絞め殺す)」からきている。マメに寄生する植物があることから名づけられた。
種小名の coerulescens は「青味がかった」という意味である。
写真は6月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Orobanche coerulescens


★寄生する草だなんて露ほども
 思わせまいと涼しげに咲き
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植物図鑑
花図鑑


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by ryudesuyo4 | 2012-06-17 15:01 | ハマウツボ科