カテゴリ:カバノキ科( 1 )

谷地樺(ヤチカンバ)

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谷地樺(ヤチカンバ)はカバノキ科カバノキ属の落葉低木である。
北海道の十勝地方の更別、大樹、根室地方の別海のみに分布し、湿原に生える。
氷河期からの遺存種である。
海外では、朝鮮半島、中国、ロシアに分布し、主としてツンドラ地帯に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は150センチくらいである。
樹皮は白く、横縞が入って滑らかである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月である。
雄花序は黄褐色をしており尾状である。
雌花序は紅緑色をしており、直立する。
別名を姫斧折(ヒメオノオレ)という。
本州の中部地方に分布する斧折樺(オノオレカンバ:Betula schmidtii)との対比でつけられた名である。
属名の Betula はケトル語の「betu(カバノキ)」からきている。
種小名の ovalifolia は「広楕円形の葉の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Betula ovalifolia


★更別にそんな湿原があったかと
 遠い昔に思いを馳せて
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by ryudesuyo4 | 2013-05-21 17:19 | カバノキ科