カテゴリ:モクレン科( 2 )

支那百合の木(シナユリノキ)

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支那百合の木(シナユリノキ)はモクレン科ユリノキ属の落葉高木である。
原産地は中国の中南部で、標高1000~1500メートルの山地の林の中に生える。
明治時代の初期に発見されたという。
北アメリカに分布する百合の木(ユリノキ)の近縁種である。
両者はアジアと北アメリカに隔離分布し、大陸移動の生物的証拠であるとされる。
個体数は少なく、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにも登録されている。
樹高は15メートルから40メートルくらいである。
葉は浅く手のひら状に2つから4つに裂け、先はへこんでいる。
葉の質は薄くて硬い。
開花時期は5月から6月である。
チューリップのような形をした花をつける。
花被片は9枚である。
外側の3枚は萼のようになって横に開く。
内側の6枚は花弁状になる。
百合の木(ユリノキ)のようにオレンジ色の斑は入らず、花の色も緑が濃い。
花の真ん中には雌しべが円錐形に集合したものがあり、その周りをたくさんの雄しべが取り囲む。
雌しべが花の外に突き出しているのが特徴である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Liriodendron chinense

★色の濃い花が何やら神秘的
 支那百合の木は語り部なるや
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by ryudesuyo4 | 2010-05-29 18:51 | モクレン科

優曇華(ウドンゲ)

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優曇華(ウドンゲ)はモクレン科モクレン属の常緑高木である。
学名のマグノリア・デラベイで表示するものもある。
種小名の片仮名表記は「デラヴァイ」とするものもある。
原産地は中国の南部で、貴州省、四川省、雲南省などに分布する。
漢名は「山玉蓮」という。
仏教で三千年に一度花が咲くとされる想像上の花を「優曇華の花」と呼ぶが、本種もその1つである。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は大きくて長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がある。
開花時期は6月くらいである。
直径20センチくらいある大きなクリーム色をした杯形の花が上向きにつく。
花には強い香りがある。
花被片は6枚から7枚である。
真ん中には、たくさんの雄しべと雌しべが集まって円錐状についている。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Magnolia delavayi

★伝説の花の名前に驚いて
 写す手許も微かに震え
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by ryudesuyo4 | 2010-05-26 06:38 | モクレン科