カテゴリ:ゴマノハグサ科( 15 )

ミムルス・グッタツス

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ミムルス・グッタツスはゴマノハグサ科ミゾホオズキ属の多年草である。
分類体系によってはハエドクソウ科とされる。
園芸上は一年草として扱われる。
属名の読み方は「ミムラス」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
アラスカからメキシコにかけて分布し、湿地に生える。
英名はコモンモンキーフラワー(common monkey-flower)である。
日本にも自生する溝酸漿(ミゾホオズキ)の仲間である。
本種からさまざまな園芸品種が生まれている。
草丈は10~80センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~9月くらいである。
花は黄色い筒状で、先が唇状に5つに裂ける。
花径は2~4センチくらいである。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Mimulus はラテン語で「mimus(道化者)」の縮小形である。歯をむき出すような花冠の形と模様から名づけられた。
種小名の guttatus は「斑紋のある」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Mimulus guttatus


★どことなく溝酸漿に似てるかな
 ミムルスの花ひっそり咲いて
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by ryudesuyo4 | 2013-06-19 15:57 | ゴマノハグサ科

千里胡麻(センリゴマ)

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千里胡麻(センリゴマ)はゴマノハグサ科ジオウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
別名を花地黄(ハナジオウ)という。
江戸時代に園芸品種として広く栽培されていた。
中国が原産と考えられているが、生育地は確認されていない。
日本では本州の静岡県のみに分布し、山間部に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は20センチから50センチくらいである。
全体に軟毛と腺毛(毛先から粘液質やゴム質の液を分泌する毛)が生える 。
根際から生える葉は卵形で大きい。
葉脈は窪み、葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎につく葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
長さ5、6センチの紅紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rehmannia はロシア皇帝の侍医だった「レーマン(Joseph Rehmann, 1779-1831)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Rehmannia japonica


★由来すらはっきりしない千里胡麻
 謎もまたよい先が楽しみ
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by ryudesuyo4 | 2013-05-03 15:21 | ゴマノハグサ科

蝦夷雛の臼壺(エゾヒナノウスツボ)

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蝦夷雛の臼壺(エゾヒナノウスツボ)はゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の多年草である。
北海道と本州の青森県から石川県にかけての日本海側及び青森県から岩手県にかけての太平洋側に分布し、海岸の岩礫地に生える。
海外では、サハリンにも分布する。
草丈は90~150センチくらいである。
茎の断面は四角形で、太くて軟らかい。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、翼のある柄がある。
開花時期は6~7月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い黄緑色の目立たない花をつける。
花冠は膨らんだ壺状で、先は唇形になる。
上の唇が紫褐色を帯びる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
関東地方から西には近縁種の雛の臼壺(ヒナノウスツボ)が分布する。
種小名の Scrophularia はラテン語の「scrophula(頸部リンパ節結核)」からきている。この属の1種の塊根がこの病気に効くことから名づけられた。
種小名の grayana は北アメリカの植物分類学者「グレイ(A. Gray)さんの」という意味である。ペリーたちの持ち帰った標本に基づき新しい植物をたくさん発表した。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Scrophularia grayana


★目立たない花だけれどもよく見れば
 壺の形は味わい深く
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by ryudesuyo4 | 2012-06-14 16:17 | ゴマノハグサ科

赤矢地黄(アカヤジオウ)

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赤矢地黄(アカヤジオウ)はゴマノハグサ科ジオウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地は中国や朝鮮半島である。
日本では奈良県で薬用に栽培されている。
橿原市地黄町で盛んに栽培されたことから地名となって残っている。
草丈は15~30センチくらいである。
地下茎は太くて赤褐色をしており、横に這う。
葉は長い楕円形で、根際から生える。
葉の表面には縮緬状の皺があり、全草に毛が密生している。
開花時期は4~6月である。
茎先に淡い紅紫色の花を数個つける。
花冠は鐘状で、先が浅く5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
生薬の地黄(じおう)には増血効果があり、古くから輸入されてきた。
属名の Rehmannia はロシア皇帝の侍医だった「レーマン(J. Rehmann)さん」の名からきている。
種小名の glutinosa は「ねばついた」という意味である。
変種名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Rehmannia glutinosa var. purpurea


★花の奥紅紫に染め上げて
 赤矢地黄はいたいけに咲き
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by ryudesuyo4 | 2012-05-20 14:42 | ゴマノハグサ科

白神鍬形(シラガミクワガタ)

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白神鍬形(シラガミクワガタ)はゴマノハグサ科ルリトラノオ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
青森県と秋田県の県境にある白神山地に分布し、岩石地や草地に稀に生える。
分類上は深山鍬形(シラガミクワガタ)の変種とされている。
両者の違いは葉の様子にあるという。
草丈は15~25センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は三角状の卵形で、茎の下部に集まってつく。
葉の先はやや鈍頭で、縁には規則的なぎざぎざ(鋸歯)がある。
重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)になるものもある。
開花時期は4~5月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの淡い青紫色をした花を10~20輪くらいつける。
花冠は深く4つに裂ける。
2本の雄しべと雌しべが長く突き出ている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pseudolysimachion はギリシャ語の「pseudo(偽)+Lysimachia(オカトラノオ属)」からきている。オカトラノオ属に似たという意味合いである。
種小名の schmidtianum はサハリンの植物の研究家「シュミット(F. Schumidt)さんの」という意味である。
亜種名の senanense は「信州の」という意味である。
変種名の shiragamiense は「白神の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Pseudolysimachion schmidtianum subsp. senanense var. shiragamiense


★花見ても違いはあまりわからぬが
 個性を示す白神鍬形
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by ryudesuyo4 | 2012-04-24 13:29 | ゴマノハグサ科

樺太比翼草(カラフトヒヨクソウ)

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樺太比翼草(カラフトヒヨクソウ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はヨーロッパからシベリア、サハリンである。
日本でも北海道の北部や東部と三重県に帰化し、道端や草地に生える。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎や葉には軟毛が生える。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄はなく、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い青紫色の花をつける。
花径は10ミリくらいである。
花冠は皿形で、深く4つに裂けて横に開く。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の chamaedrys は「(シソ科ニガクサ属の) ウォールジャーマンダーに似た」という意味である。
写真は7月に北海道の弟子屈町で撮った。
学名:Veronica chamaedrys


★この花はいったい何とときめきつ
 道路の脇で目を皿にして
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by ryudesuyo4 | 2011-08-05 14:14 | ゴマノハグサ科

デビッドソン・ペンステモン

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デビッドソン・ペンステモン(Davidson's penstemon)はゴマノハグサ科イワブクロ属(ペンステモン属)の常緑多年草である。
イワブクロ属は北アメリカに200種以上が生育する。
本種はカナダから合衆国にかけて西海岸に分布する。
草丈10~20センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~6月である。
花の色は青ないし青紫色である。
花冠は細長い筒状で、先は唇形に裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5)+stemon(雄しべ)」からきている。1本の仮雄しべと4本の雄しべがあることから名づけられた。
種小名の davidsonii は植物学者「デビッドソン(J. Davidson)さんの」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Penstemon davidsonii

★岩肌を這って広げるテリトリー
 緑なき地に葉を茂らせて
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by ryudesuyo4 | 2011-06-17 14:01 | ゴマノハグサ科

ジャーマンダー・ペンステモン

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ジャーマンダー・ペンステモン(germander penstemon)はゴマノハグサ科イワブクロ属(ペンステモン属)の多年草である。
ジャーマンダーは地中海原産のシソ科ニガクサ属の多年草の総称で、花姿がこれにたとえられた。
ただし、撮影地ではこの名称を用いているが、国際的に通用する名称かというと疑問が残る。
日本ではまだ取り上げているサイトがないが、学名のペンステモン・テウクリオイデスを用いたほうがよいかもしれない。
原産地は北アメリカである。
草丈は5センチから10センチくらいである。
葉は銀白色の卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から9月くらいである。
花の色は紅紫色で、花の形は唇形である。
花冠は細長い筒状で、先が唇状に2つに裂ける。
さらに上の唇は2つに、下の唇は3つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5)+stemon(雄しべ)」からきている。1本の仮雄しべと4本の雄しべがあることから名づけられた。
種小名の teucrioidesは「(シソ科の)ニガクサ属(Teucrium)に似た」という意味である。
写真は6月に北大植物園のカナディアンロックガーデンで撮った。
学名:Penstemon teucrioides

★小さくて繊細だけどしっかりと
 横に根を張り縄張り広げ
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by ryudesuyo4 | 2011-06-04 15:51 | ゴマノハグサ科

ヘーベ・ブールダーレイク

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学 名 Hebe cv. Boulder Lake
分 類 ゴマノハグサ科ヘーベ属
原 産 オーストラリア/園芸品種
タイプ 常緑低木
備 考 花冠は4つに裂け、2本の雄しべが突き出る/周年開花
撮 影 07/11/23神奈川県立フラワーセンター大船植物園
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by ryudesuyo4 | 2010-11-13 10:09 | ゴマノハグサ科

姫鍬形(ヒメクワガタ)

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姫鍬形(ヒメクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
本州の東北地方南部から中部地方にかけて分布し、高山の草地や砂礫地に生える。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄はなく、両面に毛が生える。
葉の先はやや尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から8月である。
茎先に短い花序を出し、花径5ミリくらいの小さな淡い紫色の花をいくつかつける。
花冠は4つに深く裂ける。
雄しべは2本である。
写真は8月に立山の室堂平で撮った。
学名:Veronica nipponica

★なかなかに出合えぬ花を見つけたよ
 不安げに咲く姫鍬形を
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by ryudesuyo4 | 2010-09-07 06:33 | ゴマノハグサ科