カテゴリ:ヤシ科( 1 )

八重山椰子(ヤエヤマヤシ)

e0126318_14444462.jpg

八重山椰子(ヤエヤマヤシ)はヤシ科ヤエヤマヤシ属の常緑高木である。
わが国の石垣島と西表島だけに分布し、山地の川沿いなどに生える。
1属1種である。
自生地は石垣島に1か所、西表島に2か所あるのみで、いずれも国指定の天然記念物に指定されている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている
近縁のノヤシ属は南太平洋に分布し、台湾やフィリピンには存在しないとのことで、琉球列島の植生を知る上で重要な意味をもつ。
樹高は10~20メートルである。
高いものでは25メートルに達する。
幹は円柱形で、直径30~40センチである。
色は赤褐色で、葉が落ちた後の環状紋がある。
葉は羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がたくさん並んで1枚の葉が構成される。
長さは5メートルくらいある。
小葉の形は線状の剣形で、先が少し裂けている。
葉は幹の先に数枚束になって生える(束生)。
葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)は赤色を帯び、筒状となって幹を包む。
花序は肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)である。
雌雄同株である。
雌花は花序の下部につき、雄花は花序の上部につく。
萼片と花弁がそれぞれ3枚ずつある。
花の色は淡い黄色で、雄花のほうが少し小さく、雄しべは6本である。
実は楕円形で、黒く熟する。
属名の Satakentia はヤシ科植物の研究者「佐竹利彦さん」の名からきている。
種小名の liukiuensis は「琉球の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Satakentia liukiuensis


★孤立して生えた椰子の木台風と
 闘いながら群落つくり
e0126318_1445012.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo4 | 2011-12-27 14:47 | ヤシ科