カテゴリ:ユリ科( 39 )

満州黄萱(マンシュウキスゲ)

e0126318_14401986.jpg

満州黄萱(マンシュウキスゲ)はユリ科ワスレグサ属の多年草である。
分類体系によってはワスレグサ科とされる。
原産地は中国である。
日本に自生する蝦夷黄萱(エゾキスゲ)の基本種である。
草丈は50~150センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い線形である。
開花時期は5~6月である。
茎先に花径7~8センチの黄色の花を1輪から数輪つける。
花被片は6枚である。
花は夕方に開いて翌日の午後にはしぼむ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hemerocallis はギリシャ語の「hemera(一日)+callos(美)」からきている。この属の植物の花は一日でしぼむことから名づけられた。
種小名の flava は「黄色の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Hemerocallis flava


★鮮やかなレモンイエロー目に沁みる
 満州黄萱に出合い驚き
e0126318_14404455.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo4 | 2013-05-12 14:43 | ユリ科

ツルバギア・フラグランス

e0126318_14192745.jpg

ツルバギア・フラグランスはユリ科ツルバギア属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。
原産地は南アフリカである。
英名をスイートガーリック(sweet garlic)という。
葉を傷つけるとニンニクの香りがする。
草丈は20~60センチくらいである。
根際から生える葉はやや肉厚な線形である。
開花時期は10~5月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し15~20輪くらいの花をつける。
花には甘い香りがある。
花径は2センチくらいで、花の色は淡い紅紫色である。
花被片は6枚である。
花被片の内側には肉質の鱗片からできた副花冠がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tulbaghia は18世紀のオランダの喜望峰総督「ツルバグ(R. Tulbagh)さん」の名からきている。
種小名の fragrans は「芳しい香りのする」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Tulbaghia fragrans


★小さくも甘い香りを寄せ集め
 フラグランスは彫り深き花
e0126318_14194338.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo4 | 2012-05-27 14:22 | ユリ科

ムスカリ・ボウルガエイ

e0126318_13184486.jpg

ムスカリ・ボウルガエイはユリ科ムスカリ属の多年草である。
分類体系によってはヒアシンス科とされる。
原産地はトルコである。
アナトリア山脈の高地に生える。
草丈は5センチから10センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は5月から6月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青い釣鐘状の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Muscari はギリシャ語の「moschos(麝香)」からきている。花の香りから名づけられた。
種小名の bourgaei の意味はまだ調べられずにいる。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Muscari bourgaei


★高山に咲く花らしく尚更に
 地面近くに花も小さく
e0126318_1319759.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo4 | 2012-05-18 13:24 | ユリ科

唐竹蘭(トウチクラン)

e0126318_14113088.jpg

唐竹蘭(トウチクラン)はユリ科チゴユリ属の多年草である。
分類体系によってはイヌサフラン科とされる。
原産地は中国、インド、マレーシアなどである。
日本でも古くから栽培されている。
別名を茶花宝鐸草(チャバナホウチャクソウ)という。
草丈は100~150センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~6月くらいである。
紫褐色の花を下向きにつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
和名の由来は、葉が唐竹(トウチク)に似ることからきている。
属名の Disporum はギリシャ語の「dis(二重の)+spora(種子)」からきている。子房の各室に2つの胚珠があることから名づけられた。
種小名の pullum は「黒い色の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Disporum pullum


★渋さゆえ人に愛さる花もある
 うな垂れ咲くも風情またよし
e0126318_14114915.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo4 | 2012-05-07 14:15 | ユリ科

黄花宝鐸草(キバナホウチャクソウ)

e0126318_1510156.jpg

黄花宝鐸草(キバナホウチャクソウ)はユリ科チゴユリ属の多年草である。
分類体系によってはイヌサフラン科とされる。
宝鐸草(ホウチャクソウ)はもともとは緑がかった白い花なのだが、その近縁種である。
「宝鐸」というのは、寺院の御堂の四隅の軒に下がる風鈴のことである。
原産地は朝鮮半島、中国である。
日本では対馬に分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は40~50センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
茎は直立し、上部で枝を分ける。
開花時期は4~5月である。
茎の上部の葉の葉の脇に2~3輪ずつ垂れ下がるようにして釣鐘形の花をつける。
花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
別名を黄花甘野老(キバナアマドコロ)ともいう。
属名の Disporum はギリシャ語の「dis(二重の)+spora(種子)」からきている。子房の各室に2つの胚珠があることから名づけられた。
種小名の flavens は「淡い黄色の」という意味である。
写真は4月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Disporum flavens


★ひっそりとだけど少しはお洒落して
 黄花咲かせる木陰は緑
e0126318_15105414.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo4 | 2012-04-14 15:19 | ユリ科

ペリオサンテス・アルビダ

e0126318_1733215.jpg

ペリオサンテス・アルビダはユリ科シマハラン属の多年草である。
分類体系によってはスズラン科とされる。
原産地はカリマンタン島である。
草丈は50センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形である。
開花時期は冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
属名の Peliosanthes の由来はまだ確認できていない。
種小名の albida は「白っぽい」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Peliosanthes albida


★伸びる葉が野生的だねなかなかに
 花は小さなペリオサンテス
e0126318_1735795.jpg

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo4 | 2011-12-26 17:05 | ユリ科

黒髪石菖(クロカミゼキショウ)

e0126318_7443998.jpg

黒髪石菖(クロカミゼキショウ)はユリ科チシマゼキショウ属の多年草である。
分類体系によってはチシマゼキショウ科とされる。
佐賀県産の山野草として流通しているが、原産地を含めて詳細ははっきりしていない。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は線形(剣状)である。
開花時期は8月から9月である。
垂れ下がった茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、緑白色の小さな花をたくさんつける。
花被片は6枚である。
属名の Tofieldia はイギリスの植物学者「トゥフィールド(T. Tofield)さん」の名からきている。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Tofieldia sp.


★霊山の名をいただいた石菖は
 いずこに生まれ今に至るや
e0126318_7452777.jpg

植物図鑑
花図鑑







[PR]
by ryudesuyo4 | 2011-09-06 07:52 | ユリ科

竹島百合(タケシマユリ)

e0126318_13503079.jpg

竹島百合(タケシマユリ)はユリ科ユリ属の多年草である。
原産地は韓国の鬱陵島(うつりょうとう・ウルルンド)である。
旧日本名を磯竹島ないし竹島という。
この島は、日本の領土であり韓国との領土問題が存在する竹島とは異なる。
草丈は80センチから150センチくらいである。
葉は車百合(クルマユリ)に似て車輪状につくが、本種は2~3段につく。
開花時期は6~7月である。
1つの花茎に5輪から10輪くらいの花をやや下向きにつける。
花径は5センチくらいで、花の色は黄橙色である。
花被片は6枚でやや分厚く、反り返る。
花被片には赤褐色の斑点がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lilium はギリシャ語の「leirion(白)」からきている。マドンナリリーの白い花を念頭に名づけられたものである。
種小名の hansonii はアメリカの園芸家「ハンソン(P. Hanson)さんの」という意味である。
学名:Lilium hansonii

★過ぎ越しき時代の翳を忍ばせつ
 竹島百合は北国に咲き
e0126318_13504761.jpg

植物図鑑
花図鑑




[PR]
by ryudesuyo4 | 2011-07-14 13:51 | ユリ科

伊豆浅葱(イズアサツキ)

e0126318_10332199.jpg

伊豆浅葱(イズアサツキ)はユリ科ネギ属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。
本州の三浦半島と伊豆半島に分布し、海岸の岩場などに生える。
分類上は、蝦夷葱(エゾネギ)の変種とされている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、中空である。
浅葱(アサツキ)と似ているが、花茎が葉の横に離れて出ることがある。
開花時期は6~7月くらいである。
半球形で白ないし淡い紫色をした花序をつける。
1つ1つの花には内側と外側に3枚ずつの花びら(花被片)がある。
花の真ん中には6本の雄しべと1本の雌しべがある。
花の色は白いものもある。
花被片は短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、葉の色が葱(ネギ)よりも淡いことから「浅つ葱(き)」とされた。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名に由来する。
種小名の schoenoprasum はノグサ属(Schoenus)のようなニラ(prasus)という意味である。
変種名の idzuense は「伊豆の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Allium schoenoprasum var. idzuense

★伊豆の地は個性豊かな花が咲く
 独自の地形に姿を変えて
e0126318_103343100.jpg

植物図鑑
花図鑑




[PR]
by ryudesuyo4 | 2011-06-29 10:35 | ユリ科

ノトリリオン・トムソニアヌム

e0126318_10152193.jpg

ノトリリオン・トムソニアヌムはユリ科ノトリリオン属の多年草である。
西ヒマラヤからアフガニスタンにかけて分布し、高山の岩が多い斜面に生える。
標高1600~2300メートルくらいの地域に分布する。
流通名を「ヒマラヤの青いユリ」という。
草丈は30~70センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は5月である。
花が咲くまでは4年くらいかかるという。
茎先に長さ4センチくらいの淡い青紫色の花をつける。
花の形は擬宝珠(ギボウシ)にやや似る。
花被片は6枚である。
花には仄かな香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Notholirion はギリシャ語の「nothos(偽の)+ leirion(ユリ)」からきている。
種小名の thomsonianum はイギリスの植物学者「トムソン(Thomson)さんの」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Notholirion thomsonianum

★めずらしい青い百合などいかがかな
 アフガニスタンが故里なるぞ
e0126318_10153920.jpg

今日の花ドットコム
花図鑑
[PR]
by ryudesuyo4 | 2011-05-08 10:16 | ユリ科