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房狸藻(フサタヌキモ)

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房狸藻(フサタヌキモ)はタヌキモ科タヌキモ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の東北地方から近畿地方にかけて分布し、湖沼、水路などに稀に生える浮遊植物である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は30~80センチくらいで、疎らに枝分かれをする。
葉は房状で軟らかい。
食虫植物である。
花には開放花と閉鎖花がある。
開花時期は7~8月である。
水中から花茎を伸ばし、花径1センチくらいの黄色い花をつける。
これが開放花である。
これとは別に花径1~2ミリの緑色をした閉鎖花をつける。
こちらのほうは6~9月が開花時期である。
属名の Utricularia はラテン語の「utriculus(小気胞)」からきている。小さい捕虫嚢があることから名づけられた。
種小名の dimorphantha は「2形の花の」という意味である。
写真は10月につくば植物園の絶滅危惧植物展で撮った。
学名:Utricularia dimorphantha


★狸藻に特有の花咲くという
 いつか見たいと興味津々
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by ryudesuyo4 | 2012-08-31 18:24 | タヌキモ科

早池峰蝙蝠(ハヤチネコウモリ)

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早池峰蝙蝠(ハヤチネコウモリ)はキク科コウモリソウ属の多年草である。
本州の東北地方北部に分布し、亜高山の林の中に生える。
北上山地固有の植物である。
草丈は20~60センチくらいである。
茎は各節ごとにジグザグと曲がる。
葉は五角形状の腎形で、互い違いに生える(互生)。
葉は浅く5つに裂け、裂片の先は尾状に長く尖る。
葉の柄には翼があり、つけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は8~9月である。
茎先に疎らな円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、黄色い筒状の頭花を数個つける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Parasenecio はギリシャ語の「para(異なった)+Senecio(キオン属)」からきている。キオン属とはやや異なったという意味で用いている。
種小名の hayachinensis は「早池峰山の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Parasenecio hayachinensis


★少しだけ他の仲間と違うけど
 葉っぱの形よく似ているよ
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by ryudesuyo4 | 2012-08-30 13:59 | キク科

セロジネ・ダイアナ

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セロジネ・ダイアナはラン科セロジネ属の多年草である。
タイ、マレーシア、インドネシアに分布し、標高1900メートルまでの地域に生える着生種である。
別名をセロジネ・プルベルラという。
草丈は50~100センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期は春から夏である。
花茎を下垂し、たくさんの花をつける。
花径は5~6センチで、花は平開をする。
花の色は淡い黄褐色である。
唇弁は白と褐色である。
属名の Coelogyne はギリシャ語の「coelos(空洞)+gyne(雌)」からきている。柱頭が窪んでいることから名づけられた。
種小名の dayana はイギリス人のラン愛好家「ダイ(John Day)さんの」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Coelogyne dayana(=Coelogyne pulverula)


★外側は渋い花弁に見えるけど
 とても目立つよ内の唇弁
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by ryudesuyo4 | 2012-08-27 16:33 | ラン科

木立筬葉風露(コダチオサバフウロ)

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木立筬葉風露(コダチオサバフウロ)はカタバミ科オサバフウロ属の多年草である。
原産地は熱帯アジア、熱帯アフリカなどである。
草丈は30センチくらいである。
根際から生える葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は楕円形である。
葉に触れるとお辞儀草(オジギソウ)のように葉を閉じる。
ただし、お辞儀草(オジギソウ)と違ってゆっくり下向きに閉じる。
また、夜になると葉を閉じる。
開花時期は7~10月である。
白い5弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
酢漿草(カタバミ)と同じように種子を跳ばす。
近縁種の筬葉風露(オサバフウロ)は黄色い花を咲かせる。
なお、筬葉(オサバ)の名は、葉の形が櫛の歯のようになっていて、機織り(はたおり)の筬(おさ)に似ているところからきている。
属名の Biophytum はギリシャ語の「bios(生命)+phyto(植物)」からきている。
種小名の dendroides は「樹木状の」という意味である。
写真は8月の箱根湿生花園で撮った。
学名:Biophytum dendroides


★面白い動きにつられ手を伸ばす
 遊び心を誘われながら
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by ryudesuyo4 | 2012-08-26 15:13 | カタバミ科

一つ葉(ヒトツバ)

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一つ葉(ヒトツバ)はウラボシ科ヒトツバ属の常緑シダ類である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山林や岩場の隙間などに生える。
また、庭園の下草などに用いられる。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、インドシナなどにも分布する。
草丈は20~40センチくらいである。
硬くて長い匍匐茎から柄の長い葉を1枚ずつ疎らに出す。
葉は厚くて硬く、星状毛を密生しているので毛羽だって見える。
形は楕円形で、色は黄緑色である。
乾燥させた葉の部分を生薬で石韋(せきい)といい、泌尿器系の疾患に薬効がある。
俳句の季語は夏である。
属名の Pyrrosia はギリシャ語の「pyro(炎)」からきている。赤茶けた鱗片の色から名づけられた。
種小名の lingua は「舌」という意味である。
写真は8月に小石川植物園で撮った。
学名:Pyrrosia lingua


★一つ葉の姿妖しく唾を飲み
 じっと見つめる出合いの一こま
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by ryudesuyo4 | 2012-08-24 16:38 | ウラボシ科

一つ葉蓬(ヒトツバヨモギ)

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一つ葉蓬(ヒトツバヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の日本海側に分布し、亜高山や高山の道端や林の縁などに生える。
和名の由来は、葉が細かく切れ込まないことからきている。
草丈は1メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面には綿毛が密生する。
開花時期は7~9月くらいである。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、黄緑色の小さな花を下向きにたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の monophylla は「単葉の」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Artemisia monophylla


★切れ込まぬ葉っぱをもった蓬さん
 綿毛にくるまれ見る夢どんな
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by ryudesuyo4 | 2012-08-22 17:05 | キク科

ソラヌム・ラントネッティー

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ソラヌム・ラントネッティーはナス科ナス属の常緑低木である。
原産地は南アメリカで、パラグアイやアルゼンチンに分布する。
英名はブルーポテトブッシュ(blue potato bush)
日本では鉢植えとして流通している。
写真のように園芸品種には斑入りのものもある。
樹高は1~2メートルである。
枝に棘はなく、毛も生えていない。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁は波状となる。
開花時期は5~11月である。
葉に脇に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、青色ないし紫色の花をつける。
花径は2センチくらいで、花冠の先は浅く5つに裂ける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと赤くなる。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の rantonnetii は19世紀のフランス人の園芸家「ラントンヌ(V. Rantonnet)さんの」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Solanum rantonnetii 'Variegata'


★温かい土地なら戸外に植えられて
 花期も長いよソラヌムの仲間
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by ryudesuyo4 | 2012-08-21 14:20 | ナス科

高嶺酸葉(タカネスイバ)

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高嶺酸葉(タカネスイバ)はタデ科ギシギシ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の湿気の多い場所に生える。
海外では、シベリア、ヨーロッパ北部などにも分布する。
草丈は30~90センチくらいである。
葉は長い楕円形または卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7~8月である。
雌雄異株である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤や黄色、黄緑色などが入り混じった小さな花をたくさんつける。
花弁はなく萼片が6枚である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名は、高山に生える酸っぱい葉の意味である。
属名の Rumex はラテン語の「rumex(槍の1種)」からきている。スイバの葉の形をたとえたものである。
種小名の montanus は「山地に生える」という意味である。
写真は7月に中央アルプスの千畳敷カールで撮った。
学名:Rumex montanus


★背は低く花も小振りにまとまって
 高嶺酸葉は雲上の花
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by ryudesuyo4 | 2012-08-20 14:12 | タデ科

柳田村草(ヤナギタムラソウ)

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柳田村草(ヤナギタムラソウ)はキク科ショウジョウハグマ属の多年草である。
タムラソウの名がつくがタムラソウ属とは異なる。
原産地は北アメリカである。
合衆国東部の湿地ややや湿った草原などに生える。
英名はニューヨーク・アイアンウィード(NewYork ironweed)である。
アイアンウィードはショウジョウハグマ属の植物の総称である。
別名を柳葉田村草(ヤナギバタムラソウ)という。
草丈は1~2メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、長さは20センチ以上になる。
開花時期は8月である。
花の色は紫で、色合いには幅がある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Vernonia は17世紀のイギリス人の植物学者「バーノン(W. Vernon)さん」の名からきている。
種小名の noveboracensis は「ニューヨーク(Noveborac)の」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Vernonia noveboracensis


★はるばると海を渡ってやって来て
 ついた名前は柳田村草
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by ryudesuyo4 | 2012-08-19 13:11 | キク科

小笠原蔓雉の尾(オガサワラツルキジノオ)

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小笠原蔓雉の尾(オガサワラツルキジノオ)はツルキジノオ科ツルキジノオ属の常緑多年草である。
小笠原固有種である。
沖縄などにも分布する蔓雉の尾(ツルキジノオ)と同一とする見方と区別する見方がある。
YListでは同一とする見方をとっている。
環境省のレッドリスト(2007)では区別をし、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
山地に生え、樹幹や岩上に着生する。
根茎が長く伸び、樹幹をよじ登る。
葉身は単羽状で、ぎざぎざ(鋸歯)はない。
属名の Lomariopsis の意味はまだ解明できていない。
種小名の boninensis は「無人島の(小笠原の)」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Lomariopsis boninensis(=Lomariopsis spectabilis)


★シダの葉を説明なんてできないが
 せめて写真に収めておこう
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by ryudesuyo4 | 2012-08-18 15:08 | ツルキジノオ科